4月21日㈰は土壌動物の観察会でした。
天気には恵まれましたが、気温がやや低めでした。
皆越先生を中心に森の中の落ち葉や土壌を掘り起こし、
さまざまな生き物たちを観察しました。
観察会は集合場所の茅葺き古民家の周辺からスタートし
途中、落ち葉の下や土壌を掘り返しながら生き物を探しつつ
養老の森へと移動しました。
乾燥している林床に期待薄だったのですが、
さすが子どもたちは倒木の木の皮をはがし、石を持ち上げ、
いろいろな虫や土壌動物を皆越先生のところへ持ち寄っていました。
皆越先生は少し深めに土壌を採取し、ふるいにかけ、
落ちた土をじっと眺め、動き出してくる動物を確認し、
カニムシの仲間やトビムシ、ミミズなどを発見していました。
■カニ虫の仲間
■ヒョウタンゴミムシの仲間 ■ムカデの仲間
■マツキボシゾウムシ・コクロアナアキゾウムシ ■エグリゴミムシダマシの仲間とヒメスギカミキリ
■コブハサミムシ ■コブハサミムシ
■ニホントカゲ ■ノウサギの糞
一通り実際の土壌動物を観察した後は、茅葺きの古民家に戻り、
プロジェクター使った皆越先生の講義を聴講しました。
肉眼では見ることのできない小さな生き物の世界を、画面いっぱいに確認し、
さらにはミミズの産卵のようすなど興味深い写真ばかりでした。
時間はあっと言う間に3時間に及んでしまいましたが、
無事全行程を終了し解散となりました。