養老の森では、森、人、生物(多様性)を主なテーマにして活動を行っています。
その一環としてコラボレーション開催しているのが
「五感・ダイアログCAMP/よるの森のハイキング(主催:Nature Meetings/
よる*森*ハイキング)」です。
今回は「五感・ダイアログCAMP(体験版)」に参加された方から、
素敵な感想を寄せて頂きました。その感想が養老の森での様子がありあり
と浮かんでくるような内容でしたので、紹介させて頂きます。
「とっても素晴らしいひと時でした。癒されて、そして楽しかった。
森の中で心から安らぐことができて、そして、自己認識が深まりました。
私の今の心境や環境、季節、気候、一緒に過ごした方やスタッフ・・・等、
すべてが、一体となって、“ あの一瞬の森 ” に出逢えたんだなあと思います。
不完全なように見えることも、全てが完璧で、 見えない力で創作されたストーリーなんですね。
私自身のことで言うと、いろいろあって沈んでいた時期をようやく抜けて、
元気に楽しく、やっていたのですが、
同時に明確な目標が見つからないなど焦る気持ちもたくさんありました。
その中で、参加したよる森。
森に身をゆだねて、五感で森と大地、地球を感じていると、
あ〜何にも焦る必要なんてないんだなあ。ただゆったりと大いなる時空に
身を任せればいいんだなあと思うことができました。
目で見えるものだけでなく、音、匂い、感触等を 感じるように促してくださったことや、
呼吸の仕方、登るとき(山道等)には、目的地の上の方を見るのではなく、
足元の一歩一歩を感じて踏みだす(今 に集中する)ときつくない、
この時間だけはなにも考えず、「空」あるいは「無」?になること。
考えてしまうのは仕方なくても、頭に浮かんだら、それをその都度手放すこと。
等がとても印象的で、森を感じ、自分を感じる(知る)のにとても有効でした。
秋が深まって、冬支度する森の景色、様々な色。
澄んだ冷たい空気を吸うと胸がキュンとなるような懐かしいような切ないような、
人間でよかったというような、そして日本人でよかった というような気持ちになりました。
焚き火と、囲炉裏での火起こし、とっても感動しました。 普通では味わえなくて、
準備万端でそれを体験させてくださることに、 おこがましいですが、頭が下がる思いでした。
「火」が、森と自分をグッと近づけてくれたようで、
あったかくて、体だけでなくて、心もあっためてもらったような気がします。
私、とにかく、とっても森があっている気がします。
よる森とうたっていらっしゃいますが、朝、昼、夕方、よると
全ての森を案内してくださり、素晴らしい活動だと思います。
流動的、思い思いに、それがとてもホッとできて素敵なところですね。
もっともっと広まればいいなあ。
道志村のあの森も私はとても好きなんだと思います」
★Nature Meetings 五感・ダイアログCAMP/よる*森*ハイキング http://www.yorumori.jp https://www.facebook.com/yorumorihiking ※お問い合わせ(担当 河村) yoru.mori.hiking@gmail.com