ハチミツ採取

「養老の森」では、西洋ミツバチを飼育して、ハチミツの採取に挑戦しています。

ミツバチは2群で、花粉を集めるための花々は種類を特定しない百花蜜となります。

ミツバチの行動範囲は3㎞位ありますが、

なるべく近場で花粉集めができればと考えて、

ここ数年養蜂箱の近辺にも花を増やしています。

 

 

そして6月30日㈯・7月1日㈰の一泊二日で

その飼育ミツバチを使って「ハチミツ採取とハチミツ料理の会」を開催しました。

 

 

ハチミツ採取の30日は好天に恵まれたものの

ミツバチ用の防護服での作業は暑くて大変でした。

 

 

ハチミツ採取は、

先ず養蜂箱から巣枠を取り出すことから始めました。

興奮して巣箱の周りを飛び回るミツバチを

燻煙器の煙でおとなしくさせつつ作業を進めます。

 

 

次は、

その巣枠に溜められたハチミツの上にかぶさっている蜜ブタをそぎ落とします。

このそぎ落とした蜜ブタから、後で蜜蝋を取り出して

キャンドル、スキンクリームも作ります。

 

 

蜜ブタをそぎ落とした巣枠を分離器に入れて

回転させながらハチミツを分離していきます。

分離器の中でグルグルと回される巣枠からこぼれ出してきたハチミツが、

分離器の底についた穴から出てきます。

 

 

分離器から出てきたハチミツがボールに溜まったら、

今度は目の細かい蜂蜜用の濾し器で、しっかりと濾します。

そうすると黄金色の透き通った甘いハチミツが出来上がります。

これと一緒に参加者の皆さんの笑顔も出来上がりました。

 

 

 

採取したハチミツは、その場で味見したり、夕食に登場したり、

直ぐに使って参加者の皆さんに喜んでもらいました。

 

 

 

一方、巣枠からそぎ落とした蜜ブタは、

濾して、分離して、固めて漸く蜜蝋になりました。

 

 

 

翌日は、朝から「養老の森」を散策する人、

萱家でのんびり過ごす人といった具合に

思い思いで里山を楽しまれました。

そして昼食は、お楽しみのガーデンパーティ。

 

 

昨日採取したハチミツをふんだんに使った料理を

メインで提供するほか、道志村で大人気のクレソンもサラダで提供。

その他にも石窯を使って自分たちで焼くピザ料理も体験。

 

ここでもハチミツ登場。チーズたっぷりでこんがりと焼きあがったピザに、

これまたたっぷりのハチミツをかけて食べていただきました。

自分で採取したハチミツで食べる料理は格別の感があったようです。

 

 

最後はお土産としてお一人ずつにハチミツもお持ち帰りいただき、

好評のハチミツ採取とハチミツ料理の会を終了しました。

来年も開催を予定したいと思います。

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