2月26日㈰ 東京国際マラソン。
多勢のマラソンランナーが東京の其処此処を駆けていました。
増上寺周辺も額に汗するランナーでいっぱいでした。
同日、増上寺横の芝公園において
「養老の森」実行委員の河村智行さんが、
作家の夏川賀央氏の主催する「賢者の会」で
五感を磨く森のワークと講義を行いました。
河村さんは、通常その活動の多くを山梨や長野で行っていますが、
機会をみて都内でも開催しています。
当日は良く晴れて気温もだいぶ上がって
森のワークには最適な一日になり、
参加者も13人になりました。
先ず身体をリラックスさせて調子を整え、
足先から大地を感じるようにすり足で歩行しました。
そうして少しずつ感覚を研ぎ澄ませてから
小高い丘に上がり樹木の間でさらにリラックス。
次にブラインドウォークで目から入って来る情報をシャットアウトして
聴覚、触覚、臭覚などをさらに鋭敏にさせ、
木々の間をウォークしました。
こうした事でこれまで感じることのなかった情感に気づいたり、
より深く自分を見つめたりする事の手助けになるそうです。
参加者もワークの後は、これまで気づかなかった
ちょっと違った感じを受け取る事ができたようでした。
公園でのワークが終了した後は、
飯倉に移動して座学となりました。
心身をリラックスさせる効用、五感を研ぎ澄ます事で生まれる効用、
ひいては森に入ってそれを行う効用など中身の濃い座学でした。
■「養老の森」でも河村実行委員による
“よる森ハイキング”など森のワークを随時開催しておりますので、
関心のある方はホームページ「お問い合わせ」よりご連絡ください。