10月15日㈰は、前夜からの雨が続き、
朝からほぼ一日雨降りになってしまいましたが、
今季最終の「第4回 昆虫まめ博士認定観察会」「昆虫まめ博士認定証授与式」
と「第3回 流域アカデミア」を開催しました。
13時開始の養老先生と東京海洋大学教授 刑部先生の
パネルディスカッションを皮切りに
昆虫観察会、森の散策、バーベキュー懇親会などが開催されました。
朝からの雨でプログラムの変更などありましたが、
ネイチャーランド オムの茅葺き古民家において、
これら全プログラムを無事に終了しました。
養老先生と刑部先生のパネルディスカッションは、
「昆虫観察会の参加者」と「流域アカデミアの参加者」が、
オムの茅葺き古民家で一緒に聴講しました。
タイトルは「森と海のつながり」でしたが、
話題の多い両先生のトークとあって自然の話しから、
環境問題、エネルギー、人の有り様、昆虫の話しなど、
時には脱線しながら多岐にわたり、楽しく内容の濃いお話しになりました。
パネルディスカッション終了後は、
参加者はそれぞれのグループに分かれて
各々のプログラムを遂行しました。
昆虫観察会グループは、
事前に「養老の森」に仕掛けた昆虫トラップを回収しながら、
昆虫を観察する予定でしたが、雨のため森での観察を変更しました。
変更後は、屋内でプロジェクターを使った座学、
事前に回収した昆虫トラップに掛かった昆虫の観察、
標本のつくり方などを勉強しました。
水源アカデミアのグループは、
雨が降るものの森への散策希望を募ったところ、
ほとんどの参加者が森への散策を希望されました。
雨合羽や傘で雨を避け、養老の森のシンボルともいえる大モミの木を訪ね、
その周辺で存分に森の息吹を感じていただきました。
再び両グループが茅葺き古民家に集まったところで、
養老先生から今年度の「昆虫まめ博士」をはじめとした
各種認定証の授与が行われました。
その後は養老先生、刑部先生と記念撮影を行い、
希望者によるバーバキュー懇親会になりました。
古民家の土間でのバーベキューで急速にお腹も膨らみ暖もとれ、
みなさん大いに盛り上がり先生方とも親しみの湧く会話が楽しめたようです。
厳しい寒さも加わった雨の一日でしたが、
中身の濃い有意義なイベントになったと思いますので、
スタッフ一同今後も頑張って参ります。