養老の森の古民家「白想亭」の茅葺き修復2期工事が始まりました。
前回の茅の葺き替え時に、茅の量が少なく全体に薄かったため、
茅の傷みが激しく早めの修復が必要になりました。
前回は栃木の業者さんでしたが、
今回は地元河口湖の「茅吉」さんにお願いしています。
ムササビに荒らされた後もひどくなっていました。
これが「白想亭」の横に居をかまえるムササビ君です。
彼が犯人かどうかは定かではありませんが。
今回の森の作業は、湧水地から流れ出す水の流路の整備と
「養老岩」の周辺の景観整備を行いました。
枝おろし、間伐も行いました。
今年も企業ボランティアに入っていただくので
遊歩道を含め近々整備できそうな状況です。
休憩には、湧水でお茶を沸かしていただきました。
次回は野点に挑戦したいと思います。
間伐で明るくなった森には少しずつ変化が見られます。
直射日光を嫌い杉林の下など柔らかい日が差し込む場所に自生する
エビネが出てきました。準絶滅危惧種のようです。
参加者の記念撮影で終了しました。お疲れ様。
今回は撮影班に養老の森の良さが十分表れた写真が
少なかったようですので反省しています。
*実行委員会による昆虫調査も並行して行っています。
今回は昆虫トラップを設置。