5月20日 森ワーク開催!

今月の森ワークの様子をお伝えします

先月、先々月の2回が小雨。

そして今月もスタート時は小雨模様でした。

 

今回の作業は、昨年間伐した杉丸太の枝払い、

4mに玉切り、ユンボによる集材、枝の片付けを行いました。

参加者も14名になり、チェーンソー等の備品も増えましたので

作業もはかどりました。

 

 

今回の間伐の整理にはあと数回かかる予定です。

そして集材後は広葉樹の植林などを行い、

単一樹種による森の姿を多彩な樹種による森に変えて行く予定です。

 

 

昼食は雫カフェでとり、その後は参加者で懇談をしました。

午後は道志ベース会員向けに間伐体験を行うグループと

ワサビ田復興のグループに分かれての作業となり、

無事ワークを終了しました。

 

〜『藤原大地さん 森ワーク初参加の感想』〜

今回は森ワークに初参加していただいた

武蔵野美術大学の学生、藤原大地さんから

ワークの感想がいただけましたので以下に掲載いたします。

【活動報告in道志】

ついに踏み入ってしまいました山の世界。

人の営みを語る上で山のことは知らないといけない気が

ずっとしていました。

よく行かせていただいている道志の養老の森、

山との付き合い方をしっかり大切にしているのが伝わる場所で、

キャンプ場以外にも豊かな水源を守るために

森を維持する活動を多くしています。

  

 

今回は月に一回開催している下草刈りや間伐などを

体験できる森ワークに参加しました!

山に入り終始浮かんだ言葉が「豊か」でした。

自分の踏んでる土、空気の匂い、耳に入る風や水の音、

空間全てが生きているように感じて

涙が出るくらい本当に豊かだなぁ〜とずっと感動していました。

小さい頃からディ◯ニーランドでジャングルクルーズや

園内の岩とか滝を見るのが好きだった僕にとっては

これだけでもお金取っていいレベルの楽しさで、価値ある体験でした。

林業とは違い植林はせず、間伐をすることで

山全体の環境を守っています。

  

 

一方で木材の需要の低下から間伐材の活用方法が

課題になっています。

僕あの丸太めちゃくちゃ欲しいんですけどね。

何か面白いことできないかなぁぁ〜

可能性しか感じないです。

 

 

偶然一緒にいたちびっ子と間伐の体験をしたのですが、

やっぱり生木を切るのは木に申し訳なさを感じる…。

すると男の子が「これって木を殺してるんじゃないの?」

僕の思ったことをストレートに質問してくれた。

やっぱ子どもってすげぇ。

それに対して教えてくれた人は「木を活かしてる」

と言っていて深いなぁと思いました。

あるものを無駄にしない。

バランスを大切にする。

もっと言うとそれって「木を殺すことで山を生かしている」とも取れて

表面的に物事を見ていた自分に気づき人間小っさぁぁあ〜山楽しい〜、

となりました。

山パワーか痛めてた右足も少し良くなりました!

 

■次回の森ワークは6月17日(土)の開催となります。

お申し込みは「養老の森 ホームページ お問い合わせ」より

その旨ご記入の上で宜しくお願いします。

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