今シーズン初の養老の森イベント「オサ掘り」は、
時折日は差すものの朝から曇りがちで寒~い一日でした。
しかし多勢の参加者による熱気であふれ、熱く進行しました。
当初、養老先生は都合により欠席の予定でしたが、
急遽参加できることになり、
春まだ浅い養老の森で一緒にオサムシ探しを楽しまれました。
でも一つ残念だったのが、
お目当のオサムシが一頭も見つからなかった事です。
昨年は二頭のオサムシを発見できたのですが、
今年は残念な結果になってしまいました。
事前に仕掛けたトラップもその後寒い日が続き、
効果が上がりませんでした。
自然の賜物である森では、予定通りにといった考えは通用しませんね。
それでも森は春本番に向けて息づいており、
ゴミムシの仲間やオオミミズなどが顔を出してくれました。
皆んなで森のあちらこちらを移動しつつ
2時間余りに亘ってオサムシを探し回った後は、
茅葺き古民家に戻り
豚汁と当地で採れた蕗味噌付きおにぎりでお腹を満たしました。
初春の香りを楽しむ蕗味噌は好評で、
今後も地の食材で皆さんにお楽しみいただける様に
工夫をして行きたいと思います。
■次回4月21日㈰は「土壌動物の観察会」になります。
詳細は追って当ブログにアップいたします。