6月18日㈰、今年最初の「昆虫まめ博士認定観察会」を開催。
天気が微妙で屋外で観察会ができるかどうか心配しましたが、
雨はうまく観察会が終了するまでもってくれました。
その後は観察会の終了を待っていてくれたように雨が降り始めました。
午前中に行った観察会のための下見では
気温が低く昆虫があまり活発に活動しておらず、
その姿を見つけるのにも苦労しました。
しかし、いざ観察会が始まると、参加者の熱意からか
次々に昆虫が姿を現し、盛況な観察会となりました。
中でもオトシブミは、まさにゆりかごの製作真っ最中の
絶好の観察となりました。
上手に折り目正しく葉っぱを畳んでいました。
そのスピードは思いのほか早く
一時間ほどで完璧なゆりかごを作り上げてしまいました。
他にもハンミョウなど興味深い昆虫が顔をだして
参加者の皆さんも興奮気味でした。
また、今回は今年から展示の始まった「昆虫館」の見学もありました。
観察会の終盤は、
これまで横浜、神戸など限られた場所でしか確認されていない
「ハナダカダンゴムシ」を道志村で発見した皆越先生の講義となりました。
今回も多くの皆さんに参加していただいた観察会、
次回は7月16日㈰の開催になります。
次回は同日の夜にライトトラップによる観察会もあります。
参加は自由にできますが、
宿泊に関しては、キャンプ場「ネイチャーランド オム」を利用するなど、
各自でよろしくお願いします。