「養老の森」も昆虫まめ博士認定観察会をはじめとした
各活動がほぼ終了し、そろそろ来春までの冬ごもりとなります。
そして今シーズンの終了に合わせ、
養老先生ほか実行委員が一堂に集まり、今シーズンの活動まとめと
来シーズンに向けての活動予定を話し合いました。
養老の森実行委員会は11月8日㈭、
東京大手町の三菱地所会議室において開催されました。
今シーズンは、各活動とも参加メンバーの方々が定着してきたほか、
参加者の全体数も徐々に増えてきました。
そうした状況の中、幾つかの活動では来シーズンは
少し趣向を変えたワークショップや行事を追加していく方向で合意を得ました。
例えば昆虫観察会においては、
吉谷先生より昆虫の体重測定が提案されました。
昆虫の重さを身近な小物に換算するとどれほどになるかといった比較で、
昆虫にさらなる興味を持ってもらうというワークです。
他にも有井先生からは今シーズン初めて開催した「オサ堀」、
十分な手ごたえがあったとして、来シーズンも第二回を開催方向で
検討しますとの提案がありました。
よる森ハイクにおいては、
毎回寄せられる参加者からの感想が、非常に中身の濃いもので、
来シーズンも更なる集客でよる森の認知度をアップしていくという報告でした。
その他、森の整備やハチミツ採取、稲作体験などの自然体験も
順調に人気を保っているので、来シーズンも続行となります。
加えてこの5年間における「養老の森」とその周辺における
昆虫リストが相当数になったので、昆虫目録を作成する提案がありました。
また、来年は「養老の森」が活動開始から5周年になるのを記念し、
8月に大手町の3×3ラボを会場にして、
この間の活動報告、標本展示、養老先生の講演会など開催する予定となりました。
以上のような内容で来シーズンも今シーズン以上に多くの方々に
「養老の森」を訪問してもらう決意を固めて会議を終了しました。