黄金色に実った稲穂は収穫期に入り、
山道に転がる毬栗(いがぐり)の中で見え隠れする
大きく膨らんだ栗の実や風が吹くとサワサワ揺れるススキを見る
養老の森が秋の衣替えを迎える中、 好評のトンボ釣りを行いました。
今回は「虫むし倶楽部」の陣野原さんにもお手伝いいただき、
若林の指導のもとでの開催となりました。
前日まで冷たい雨が降り、朝より天候は回復したものの
気温が低く心配されましたが、晴れ間が覗くと共に
トンボ達も徐々に飛び始め先ずは一安心。
参加者の皆さんが萱屋に集まり一通りの説明後、
糸の結び方、竿捌き等を実演しいよいよフィールドへ、
なかなか気温が上がらず風も出て毛針の操作が難しかったと思われる中、
見事に子供達がトンボを釣り、歓声が上がると皆さん目の奥にある闘志の炎が
メラメラと熱を帯び、トンボと人の知恵比べは予定時間を過ぎても続くのでした。
また、釣り以外でも地面を探してカナヘビ(トカゲ)やカマキリ、
オオセンチコガネ等を捕まえ楽しんでくれ、
見せてもらった僕も頬が緩みます。
終了後も参加皆さんとの会話も弾み、 今後も多くのトンボ釣り師が誕生し
ゆくゆくはトンボ釣り大会を目指したいとの思いが一層強くなりました。
(文責:養老の森実行委員 若林匡久/写真:若林匡久・陣野原 俊)