トンボ釣り&昆虫まめ博士認定証授与式&サイエンスドキュメンタリー映画「ミルクの中のイワナ」上映会を開催!

10月8日(日)はトンボ釣り、昆虫まめ博士認定証授与式、ドキュメンタリー映画「ミルクの中のイワナ」上映会と複数のイベントで盛り上がりました。

 

◇ 昆虫まめ博士認定証授与式

今年度の昆虫まめ博士認定観察会は、第3回を9月17日に終了しました。本来であればその日に認定証授与式を行う予定でしたが、養老の森顧問の養老先生のご都合が悪くなり、別日程を組んでいただき実施することができました。

9月17日現在、認定証授与対象者は16名でしたが、当日は9名の方においでいただき、養老先生から認定証を授与していただきました。終了後は、和やかな雰囲気の中、南海トラフ地震のことや先生の思い出の虫、ミツバチの巣の形のことなど、養老先生への質問やお話しいただきたいことを受け付け、丁寧かつ分かりやすくお話しいただき、短い時間ではありましたが、楽しいひと時を送ることができました。

  

(文責:守屋博文 写真:大田昌仁)

 

 

◇自然を知るトンボ釣り&ドキュメンタリー映画「ミルクの中のイワナ」上映会

同日、養老の森実行委員 若林主導で行ったトンボ釣り、「ミルクの中のイワナ」上映会と複数のイベントで盛り上がった。

トンボ釣りは朝から肌寒く、時折り吹く風が一層寒さを感じさせ、前週の下見では数多く見られたトンボが身を潜め姿が見えない。

 

その分、トンボの動きや注意点、釣り道具、使用する毛鉤の話し、ラインの結び方に重きを置き、ポイント移動してからキャスト練習、また実行委員 吉谷先生、守屋先生、氣波さんにフォローして頂いた。

参加者は風に悩まされながらも竿を操り、毛鉤(針先はカット)を上手くコントロールしながら、段々と生きた羽虫の漂う動きの演出が出来る様になったが、残念ながら時間内にトンボを釣る事は叶わなかった。

ただ3匹のトンボを発見し、ミヤマアカネを手に取れた際は、大いに盛り上がり少しだけ寒さを忘れたのだった。

  

 

お昼を挟み雨天となった天気のもと、萱家では養老先生による昆虫まめ博士認定証授与式が行われ、続けての「ミルクの中のイワナ」上映会は、養老先生も一緒に鑑賞。

同映画の監督である坂本さんより、少し映画解説をいただき、美しい映像と心地良い音楽で、生き生きと泳ぐイワナ達に魅了される。

イワナ達と研究者との相互映像は約1時間の上映時間中参加者を釘付けにしました。

 

上映後に養老先生が話されたのは、自然は全て繋がっている。魚達の住む環境、虫達の住む環境、木々や草花の育まれる環境も絶妙にリンクしていてどれが崩れてもバランスが保てなくなり、不健全な環境となってしまう。聞き入っている私達は頷き、その時の子ども達の眼差しはとても輝いていたのが印象に残った。

最後になりましたが上映会に協力して頂いた山梨県漁連、大浜さん、坂本監督、関係各位には大変感謝であります。

(文責:若林匡久 写真:氣波/大田昌仁)

 

 

 

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