美しい流れが陽の光を浴びキラキラと輝く水面の道志川。
猛暑とあって、連日多くの人々を集め賑わいを見せていた。
そんな夏休みの8月4日(日)、養老の森実行委員、若林、伊勢の他、
やまなし淡水生物研究(調査)会の清水先生を講師に招き
「川の生き物観察会」を行った。
開始時間前に参加の皆様は集合して気合も入る。
観察会は、先ず川の状況説明から始まり、
川での注意点、怖さを知っていただき、
より安全に川で楽しむ重要性をご理解いただいた。
次に網での魚の取り方や接し方をレクチャー。
その後は暑さ対策などを施し、水分補給をして観察スタート。
瀬の石を軽く上げると早速、カジカが取れた。
程よい水の冷たさがとても気持ち良く、
早瀬ではアユが素早く通り過ぎる。
用意した箱眼鏡では一瞬姿は見えたが追いきれないほど素早い。
流れのゆるやかなポイントでは、アブラハヤの小さな稚魚達が見られた。
一方で川岸を探すとガジカガエルとそのオタマジャクシが取れた。
観察途中、川岸の上を見上げると、
僕たちの様子を見守る様に
大室八幡(おおむろはちまん)神社が鎮座している。
地域の方々も川を身近に感じ、大切にしているのだと
その姿には頭が下がる思いである。
あっという間に観察会終了の時間となり、
取れた魚、カエル、川虫の説明をした後、
前日より私と清水先生で準備したサプライズ!
大いに盛り上がった。
さて、ここら辺でお腹も空いたので、雫カフェでお昼を頂こう
(文責・写真:若林匡久/写真・伊勢美沙子)